夏っていう季節は人を開放的な気分にして、けっこう大胆に変身させちゃったりするよね。　特に女のコがそのひと夏を境にして急に大人の色気を身に付けちゃって大変身しちゃうなんてよくある話。　でも、それにしても山村えりちゃんの変わりようって言ったら…本当にびっくりした。
何を隠そう彼女と俺とは幼稚園の時からの幼なじみでちっちゃな頃は本当に仲良かった。　一緒にウチの庭でビニールプールで遊んでいる写真なんかも残っていたりして。　まあ、ただお互い成長するに連れて少しずつ疎遠になっていっちゃって、彼女が県外の有名な私立の進学校へいっちゃったあたりから、たまに近所で顔を見ちゃ挨拶を交わすぐらいって感じになっていたんだ。
で、夏休みに入ったばかりのある日に劇的に再会したってワケ。　俺は小遣い稼ぎに駅南のコンビニでバイトしていたんだけど、その日はたまたま深夜にシフトをいれていたんだ。　夜中の３時くらいだったかな、客もすっかり退けちゃってちょっと眠いなぁなんて思っていた時に、派手な女の子が一人で店に入ってきたんだ。　そしてフルーツヨーグルトと雑誌を買い物カゴにいれてレジにやってきて、俺が「いらっしゃいませ」なんて言ったら、彼女のほうが俺に気づいた。　「××クン、どうしたの〜？こんなところで」　俺、正直彼女のこと誰だかわかんなかった。　だって、俺の記憶の中の山村えりちゃんは、ちょっと地味でおとなしくって引っ込み思案で、あまりパッとしないコだったから…目の前のこの金髪のセクシー美少女との面影が一致しなかったワケ。　そんな俺のうつろな視線に気づいた彼女「ハハ♪最近染めたんだ〜どう？おかしい？」　そんな照れたようなスマイルに俺のハートはキュンとなった。　こいつ…すっかり…一人前のオンナじゃん…正直、俺の股間はかなりうずいた。　そしたら彼女意味ありげな艶めかしい笑顔を見せて「今度、電話するね」ってさ。　それから二日後、本当に彼女から電話があったんだ。「一緒にプールいこ！」　なんて明るい誘いを誰が断れるっていうんだ！　もち即答じゃん。
その日は改札の前で待ち合わせた時から、彼女ずっとハイ・テンションでしゃべりっぱなし。　なんか今の彼女、昔の姿からは本当に想像できないわけで、何が彼女をそうさせているのか全然わかんなかった。　プールについて水着に着替えた途端にさらに彼女のテンションはあがったみたいで、まさに水を得た魚のようにはしゃぎ始めた。　大胆なビキニは想像していた以上にエッチなカラダを強調していて、俺はすっかり目のやり場に困ってしまった。　でも、天真爛漫でちょっぴりエッチな彼女の笑顔とペースにつられて、プールサイドでちょっとビールを飲んだり、ふざけてじゃれあったりしているうちに俺も次第に開放的な気分になっていったのは確かだった。
そして彼女がその時に俺の耳元でこう打ち明けたんだ。「お願いがあるんだけど…」　俺はごくりと唾を飲み込んで次の言葉を待っていた。「これから私の彼氏と３人でエッチをしたいんだけど…」　マジで？　「彼氏がね、マンネリ打破のために３Pしたいって言いだして…知らない男の人とじゃヤだっていったら…だから、お願い！」　俺は一瞬戸惑いながらも、もち即答！　だって、開放的な夏、だもんね。